囲碁

囲碁を長いことやっていますが特段の上達はありません。しかしながらこのところ少し判ってきました。囲碁は難しいところが面白く、それなりの納得を目指します。先行きが見えない目標ですが勉強のために記録します。自称四段ですが基礎力が足りないようです。囲碁は真理の追求、精神鍛錬という意味において有益と思っています。囲碁をやることによって自分の長所、短所を探り、囲碁に学ぶことが出来ると考えます。昨年来革命的な出来事がありました。Google社が開発したDeep Mindが韓国の棋士イセドルに4勝1敗で勝利しました。更に今年になってネット対局では無敵とか、旋風を巻き起こしています。コンピューターに学ぶときになったようです。精神論を述べたことが少し色あせてきました。所詮囲碁はゲームなのでしょうか。

囲碁の心得
1)先の結果を想定して作戦を立てる。
2)先手をとること、残るヨセを意識して一連の区切りをつける。
3)基本定石には碁石がない状態で始まるケースと先に配石がある状態のケースがあるが、いづれにしても部分的なものであるので周囲の配石に沿った定石を選定する。
4)打ち進めるためには先の配石を生かすことが大切である。
5)何はさておいて読む力が基本である。

一手の価値

囲碁の勝敗は地(ハマ)の大きさで決まります。一局の手数は約250手とすると、一方の地が50目とすると両方で100目位になる。一手の価値は初手から8手くらいまではそれぞれ約20目の価値(価値相当と呼ぶ)があります。それ以降一手の価値は場面に応じて変化しますが手が進むに従い一手の価値はが低くなり、最後の一手は1目または半目です。 統計的な評価で白番に6目半のコミが与えられます。打つ石の価値の総和は250x(20+1)/2=2625で、結果として100目できるので、1目当たりの価値(価値当量)は約26です。言い換えれば26目相当の効果を得ると1目の地を作ることが出来る。ちなみに6目半のコミは171目の価値相当となる。また、一般に一目の置石のハンデは12目としているがこれは312価値相当である。

碁盤の特性

19路の碁盤は361の交点に石を置きます。盤中の十字路の数は289、辺の丁字路は68、隅は4箇所です。 独立した一目を作るためにはそれぞれ7個、4個、3個の石が必要です。生きた一群を構成するには、目が二つ必要なので、それぞれ11個、8個、6個です。また、最小の4目生きは、それぞれ12個、8個、6個です。但し隅の曲がり4目は生きではないので中子が必要で7個となります。これからわかることは地を囲うために隅、辺、中、の順に囲うとが効率が良いといえます。しかしながら総合的な石の価値は、発展性すなわち他の石との協力関係が重要です。中央部分は四方へ、辺は三方、隅は二方に展開することが出来ます。
地を作る効果と外部への発展の価値を合わせた総合価値はどのように評価したらよいでしょうか。
地を作る効率からは、1)空き隅、2)掛かり、又は締まり、3)辺であるが、それぞれの価値(効果)はどのように評価すればよいでしょうか。

碁盤の戦略性

囲碁の着手は戦略的に敵の石を脅かすことが前提にあり、単純に地を囲うのは数字の問題になります。従って着手する順序は戦略的な目的を持ち打つことになります。第一に相互の生き死にを争うことになります。従い打つ石のの順序は1)急場、2)大場3)地の確保又は相手地の削減となります。

着手の考え方

盤面全体で常に最善の着手をすることが最優先で他のことは考えなくとも良いのですが、戦略を立てるために形勢判断は大切です。地(ハマ)は最後に数えますが、途中で形勢を知るために数えることは有ります。ハマの数え方は2目づつ、死に石1個を2目として数える仕方もあります。しかしながら、ハマを数えることに勢力を使うのではなく、一手一手に力を注ぐのが良い。地を数えたからと言って有利な展開にならない。

1.着手の原理

1)石の連続と切断 碁盤の目は四角で構成されているので縦横に連続している石と斜めに配置している石がある。白黒斜めにある石は互いに切断している関係にある。 2)伸びるとダメが増えるの数
①中;2/化学記号の亀の甲のように枝が増える。
②辺に突き当たり;1
③辺にソイ;1
④グズミ;2/
1隅、2掛かり、3辺、また、着手は広い方からの原則が有りますがその理由はどうでしょうか。

攻め合い

1.攻め合いの原理

攻め合いでは、ダメ(呼吸点)の数の多い方が勝つ。
1)攻め合いは白黒それぞれ2グループの4グループが関係する。さらに、5、6グループが関係する局面もあるが原則的には4グループの争いとなる。 2)A:黒、B:白のそれぞれが攻めあうグループとする。
3)C:黒、D:白のそれぞれはA,Bの外側を囲うグループ。
4)ダメには、a;B,Cおよびb;A,D間の外ダメとc;A,Bの間にある共通のダメがある。

2.ダメ詰めの順序

1)ダメを詰めの原則
外ダメから詰めるのが原則である。 ダメを詰める方向は右回り、左回り(外ダメ、内ダメ)があり、どちらでもよい時もあるが、方向性がある場合がある。 相手ダメを詰めるハネは内ダメであるが先、また身ダメが詰まる場合は内ダメからは打てない、等である。
つぎにダメを詰める順序を示す。 ①中手;相手の生きを阻止することが優先。 ②置き;中手と同様であるがコウを避ける等の効果がある場合有効。 ③外ダメ;相手のダメが1つ減る。
④眼の中;眼数に対するダメの数は1-1、2-2、3-3、4-5、5-8、6-12、眼が7以上は生きかセキとなるので攻め合いにならない。大中小中も攻め合いの原則は変わらない。大中だからと言って取られないとは限らない。 ⑤内ダメ;双方のダメが1つづつ減るので 3)手数の増加
①眼を作る;一眼をつくる。 ②下がり;渡りがをみる。

4)相手ダメの減少
①ホオリ込み;相手身ダメを詰めさせる。
②ハネ;既存の石の効果でダメを1手縮める。
②下がり;
5)渡りをみる
①下がり;渡りがをみる。
②マゲ(ハイ);渡りをみる。
③ハネ;渡りをみる。

2.攻め合いの説明

a;黒Aと白Dの間のダメ数(外ダメ)+眼の目数、b;白Bと黒Cの間のダメ数(外ダメ)+(眼の目数、c;黒Aと白Bの共通ダメとすると、黒勝ちの場合は、a>b+c、白勝ちは、b>a+c,それ以外a<b+cとb<a+cの間の領域はセキとなる。
1)一方に目ありの場合
囲碁攻め合い-1黒に一眼あるので、b>a+cの場合のみ白が勝ちとなりますが、それ以外は黒の勝ちとなる。図はa+c=7,b=7ですので黒番の場合、黒勝ち。

2)双方に一眼ある場合
囲碁攻め合い-2 図はa=6,b+c=6です。黒番ならb+c=5とすることが出来るので黒の勝ちです。 白番ならa=5とすることが出来るのでセキになる。眼も目数は外ダメに加る。

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囲碁2017/2/2